インピーダンス変換器 50Ω→75Ω 変換ロス -10db
簡単に計算できるように 変換ロス10db 抵抗インピーダンス変換器を作ってみました。 メーカーみたいに抵抗を特注して製作すればFBですが・・・ 無銭家には夢の話なので激安抵抗を使用して合成抵抗を作ります。 激安抵抗を測定してみると規格とうり±5%の誤差があるので その「抵抗の誤差」を利用して合成抵抗を作ります。 難点は選別して抵抗を使用するので ある程度「数」が必要になります。 自作大好きな人は たぶん抵抗は一袋単位で購入していると思うので? 問題はないでしょう(^^; このインピーダンス変換器に ML422C と ML44B を接続して測定値 -10db が入力電力となります。 1.5MHz〜30MHzの誤差は -10db±1.25db以内でした。 ![]() 銅板へ抵抗をんだ付けする時は100Wのハンダこてを使用 40Wクラスのハンダこてでは小さいです(^^; ハンダこては数種類あると便利です・・・ 40W 100W 2種類あると便利です。 ![]() それでは変換ロスを測定してみます まずSG出力を測定・・・ ![]() 次に・・・ この所でSGの出力に接続したケーブルロスは −0.3dbでした。 このコネクタを自作したインピーダンス変換器に接続して測定 ![]() インピーダンス変換器はML422Cにコネクタで直結しています ![]() 〜測定データ〜 あまりあてにならないかも(^^;
変換ロス10db±1.25dbとなりました。ちゃんとケーブルロスを測定すればもっとロスは少ないかもしれません。 実際に使用する時は測定する周波数でSGから信号を入れて確認後、測定すれば問題ないでしょう〜 この組み合わせで測定すれば純粋に測定したい周波数の出力を測定できます。 (ML422Cは受信機なので「スプリアスの電力は測定しません」本当の出力を測定できます。) -100dbから+10dbくらいまで「だいたい正確な測定」ができるようになりました(^^; |