電源ダミーロード(IGBT使用)
最大消費電力800W

☆ IGBTの動作確認 ☆

使用する IGBT は 2MBI 200L-060

 


☆ どんな動きをするか実験



コントロール電源から G2 E2 に電圧をかけてC1 E2 に電流が流れ出す電圧を測定
このIGBTは5VくらいからC1 E2 に電流が流れだす事がわかりました。
ゆっくり電圧をあげていかないとダメです。
いきなり電流が流れだします。

13.8V 30Aの電源に接続して電流を流したら接続しているケーブルから煙がでてきました ← 接続している線が細すぎた(^^;

IGBTには放熱器を取り付けて実験しないと壊れます
(実験中、放熱器無しで30A流したら壊れました。熱で壊れたかな? 2個入りなので片方壊れても大丈夫です )・・・


☆ コントロール回路

LM358を使用した定電流回路です。




最初は上記の回路で動作確認していたのですが・・・
電源を入れたまま負荷電源を接続すると バッチっと一瞬ショートします。
バチバチするので電圧コントロールにマイナスの電圧をかけてみました。

とりあえず乾電池でマイナスの電圧を作って実験~




マイナスの電圧を作る


上記の回路だと負荷が軽い場合30V以上電圧が出てしまいました???


そこで・・・

無負荷時の電圧を測定



無負荷時の解放電圧になるように・・・



このへんはカットアンドトライです~

ブリーダー抵抗を接続しない場合、無負荷の時にマイナス電圧がでませんでした・・・

(この方法を使用すればLM317を0Vから可変できる可変電源ができるかも?)

バチバチ火花が飛ばなくなりました




ジャンク基板の再利用~ 穴だらけ...





シャーシも穴だらけ~




☆ やっぱり電圧・電流も表示したくなったのでデジタルメーターを取り付け(^^;

100V 50Aまで測定できます。

LM358を交換したらオフセットが変化してしまったので抵抗の値等を変更して最終的?に下記の数値になりました。

とりあえず 実測で最大33Aまでの電源はチェックできます。

手元にあった13.8V 30A の電源は 13.8V 33A で保護回路が動作しました。

接続するケーブルも太いケーブルにしないとダメですね・・・

扱いやすさだと20Aくらいまでなら電圧降下に悩まなくてもよさそうです。




本気モードで13.8V 30A の電源をチェック中~ 接続しているケーブルが細い?ので
ほんのり暖かくなりました(^^;

13.8V 30A の電源も本気を出して30Aをしばらく流したらファンが全開で動き出しました~
流石メーカー製ですね!ちゃんと冷却ファンの回転数もコントールもしています(^^;

逆接続防止回路が入っていませんので要注意です・・・

IGBTにはダイオードが内蔵されているので逆接続したら接続している電源が壊れます?・・・

大電流のダイオードが手元にありませんのでとりあえすコレで使います・・・
秋葉に行ったときにジャンク店で探します(^^;