nanoVNA ディップメータとして使用出来るか実験
某雑誌に nanoVNA ディップメータをして・・・っとありましたので実験してみました。
まず、測定前にキャリブレーションしてから~

「ディップメータのようにM結合してディップ」すれば合格ですが...

う~ん... 何かオカシイ??? 設定がオカシイ??? う~んワカラナイ???





いちばんディップするところをコイルを動かして・・・ せめてこれくらいディップしてくれれば(^^; 


このくらい接近させればディップメータなら深くディップしますけど・・・


10kコイルタイプのコイル シールドカバーを外して、フェライトカバー有りのコイルボビンタイプのコイルはディップが(T_T)
ディップメータではディップしますが、やはり無理がある???

某検索サイトで nanoVNA ディップメータ と検索しても 見当たりません~
出てくるのは アンテナ測定で共振周波数~ くらいしか出てきません(T_T)

某雑誌にはディップメータには戻れない?とありましたが

やはり何かオカシイのかな~

達人の方は、どのような測定治具を使用して・・・ nanoVNA設定は・・・ 気になります


続 nanoVNA ディップメータとして使用出来るか実験

続 nanoVNAをディップメータとして使用できるか実験
ディップメータのような使い方では(T_T)
IFTは1次と2次コイルを巻いてあるので
同調側でない方に直接nanoVNAを接続して測定してみたら?



これなら測定できる~ 





やはり超蜜であれば測定できるみたいです・・・
確かにコイルの2次側は超蜜で巻いていますから
原理的には、結合コイルですからね~
本体のみでディップメータのような方法で測定するのは(T_T)ですが
コイルの2次側にnanoVNAを接続すれば(^^)
今回は455kHzのコイルを巻いて測定した結果ですけど・・・

続 続 nanoVNA ディップメータとして使用出来るか実験

FCZコイル 1.9MHz


FCZコイル 3.5MHz


FCZコイル 3.5MHz


ジャンク7kコイル まき直し 14M 1次 12ターン  2次 4ターン


東光ハムバンドコイル 28MHz 2次 2タ-ン


ジャンク7kコイル まき直し 47M 1次 16ターン  2次 2ターン


ジャンク7kコイル まき直し 120M 1次 7ターン  2次 2ターン



実験結果から 1次側(同調側)  2次(入出力側) があるIFT FCZコイルと同じコイルデータでコイルを巻いてあれば
2次(入出力側)にnanoVNAを接続すれば本体のみで同調周波数が測定できる事がわかりました。

一応、ディップメータっぽく使用できますが・・・
やはりディップメータは必用ですね(^^;